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国産無垢の床材を選びました

ご夫婦2人のためのマンションリノベーション工事をさせていただきました。

天井と床を宮崎県産の飫肥(おび)の杉材を選ばれました。

※「無垢」とは「垢が無い」こと、「混じりもののない、素材そのもの」のこと。 無垢材(単層フローリング)とは、切り出した木材の一枚板を加工した床材のことです。

無垢の床材は足ざわりが良く、木そのものが持っている断熱性や蓄熱性によって夏はさらっと、冬は暖かい。見た目にも優しくて落ち着けるし・・・とメリットを上げればキリがないほどです。

また、無垢材にはデメリットも付きまといます。表面にコーティングしてある新建材に比べ、柔らかくてキズは付くし、汚れやすい。木は収縮を繰り返すため、湿度の低い冬場はスキマが広がったりもしますので、大らかな気持ちで付き合えないなら使わないほうがいいという意見もあります。

『弊社施工例:マンションリノベーション』

選ばれた無垢の杉材は、40mmの宮崎県産の飫肥(おび)杉の赤い部分を、表層圧密テクノロジーで20㎜厚に仕上げたオール杉赤身材のフローリングです。厚みが一般的な無垢フロアの15㎜ではなく20㎜あり、杉材本来の温かみを残しつつ、傷もつきにくい仕上がりになっています。

このフローリングに柿渋タンニンと米で作った木部自然塗料を2回塗り。石油化合物を使用していない植物由来100%の成分で作られています。塗るのも簡単で嫌な匂いはしません。

※柿渋タンニンの機能についてはVOC除去能力、抗菌・ウイルス不活化、消臭などがありますが、今年9月に奈良県立医科大学が新型コロナへの有効性を発表したことがニュースになりました。

 

素足が気持ちの良い床で、暑い夏も、寒い冬も、快適に過ごせる住まいになりました。

 

 

 

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