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熊本地震の現地調査

熊本地震被害を調査された方からの報告が少し出るようになりました。

被害がなかった建物は、新耐震の1981年ではなく、2000年の耐震基準の見直し以降の建物と推測されるようです。
地盤が弱いところと推測されるケースも多く見受けられました。また、塀やブロックの倒壊がたくさんありました。

地震応答解析で本震の地震波で入力したデータを見ると、耐震等級2相当でも被害は出てます。

※耐震等級1は建築基準法の最低レベル 
 耐震等級2は建築基準法の1.25倍

倒壊までは行かなかったので、命の危険は少ないですが。

耐震基準の見直しがまた議論されるでしょうが、ガチガチの設計を要求されることになると、家が建たなくなる心配も出ます。余震が繰り返すことで制震の見直しをご検討してほしいものです。

やはり命に関わる構造と施工技術が優先されるべきで、家づくり手は既存住宅の耐震改修にも向いて欲しいと思います。
耐震補強工事はリフォームした実感が湧かないというのも実感ですので省エネ工事、水回りの工事も合せて行うといいと思います。
何度もリフォームするよりもコストダウンに繋がります。

国の補助金、地方公共団体の耐震診断および改修工事による補助金を活用することができます。
※習志野市、市川市、八千代市(申請中)耐震診断士です。
詳細はお問い合わせください
住まい祭5/28 住まいの補助金セミナーが開催します。

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